Works
くるりんパーク
大型商業施設が集まる地区にPark-PFI制度を活用して整備された公園内の屋内遊具場である。こどもたちの「あそび」と「成長」をテーマに「人が集まるあそび空間」を2つの方法で計画し、地域のシンボルとなってこどもたちの記憶に残ることを目指して木造でつくることを選択した。
1)立体らせん木架構でつくる
こどもたちが遊びを通して五感で感じる特別な空間とするために木構造がそのまま空間を構成し仕上となる立体らせん架構とした。公園に向けて大きな開口を持つエントランスを配し来訪者を迎えるシンボル性の高い形態とした。内部は梁・母屋・柱の架構と木質壁のもつ手触り・香り・温かさに包まれながら子供と見守る親世代が時間を共有する一体空間とした。
2)多様な「あそび」を繋げて立体回遊あそび空間をつくる
遊具と立体らせん木架構の建築空間が呼応するよう各所の多様な「あそび」を平面的・立体的にらせん状に繋げて循環させた。こどもたち一人一人が自由な発想で「あそび」をつくり出し、つなげる回遊あそび空間とした。
富山県射水市
構造 : 木造
規模 : 2階建て
延床面積 : 487.39㎡
用途 : 屋内遊戯場
構造 : 木造
規模 : 2階建て
延床面積 : 487.39㎡
用途 : 屋内遊戯場
受賞歴
第18回キッズデザイン賞 「受賞」
第10回ウッドデザイン賞 「受賞」